東アジア恠異学会・国学院大学21世紀COEプログラム共催
シンポジウム「亀卜―未来を語る〈技〉―」

【シンポジウム趣旨】
[シンポジウムコーディネーター・東アジア恠異学会副代表 大江篤]

 亀卜は東アジアで古代以来行なわれてきた伝統的な卜占である。王権はこの卜占を掌握することによって、恠異を認知する技術を独占した。亀卜は王権の危機管理にはなくてはならない存在であった。具体的には対馬・壱岐・伊豆の卜部を神祇官の管轄下に組織して、その技術を伝承させたのである。その亀卜の技法とは如何なるものか。卜部の技は秘事・口伝であったため、伴信友の「正卜考」以来研究がすすめられているものの、十分に明らかにされてきたとはいいがたい。
 そこで、今回は近世・近代の亀卜書の記述をもとに、亀卜の復元を試みることにした。その実験の結果をふまえて、シンポジウムでは怪異学はもとより、動物管理学・民俗学・考古学など幅広い学融合のもとで、ウラを読む技と知を考えていくことにしたい。


[開催要項・予定タイムスケジュール]

レジメ等の用意がありますので、参加を希望される方は「東アジア恠異学会」宛にメール等にてご連絡くださいますようお願い致します。


開場〈9:00〉
※参加費500円を受付にてお支払いください

※↓國學院大学へのアクセス↓
http://www.kokugakuin.ac.jp/about/campus.php
↓会場へのアクセス↓


開会〈10:00〉

東アジア恠異学会代表 西山克氏(関西学院大学)
國學院大学代表 岡田莊司氏(國學院大学)



T 問題提起〈10:10〜〉

 「亀卜と怪異」
大江篤氏(園田学園女子大学)




U 公開実験〈11:10〜〉

「亀卜の実験-『対馬亀卜談』の技法-」(常磐松2号館前の敷地)
※雨天の場合、場所を変えて実験する予定です


昼休憩 〈12:10〜13:00〉
※当日國學院大学の食堂は閉店しておりますが、近くにコンビニがあります


V 研究報告

 「動物学としてみた『亀』卜考」
島田尚幸氏(名古屋大学大学院)〈13:00〜〉

「ウミガメ捕獲の技術と地域差−民俗からみた卜甲調達の方法と地域−」
藤井弘章氏(國學院大学日本文化研究所)〈13:45〜〉
             
「殷代の甲骨による占いと卜辞」
浅原達郎氏(京都大学人文科学研究所)〈14:30〜〉


[レジュメ参加 笹生衛氏(千葉県立安房博物館)]


小休憩〈15:10〜15:30〉


W パネルディスカッション〈15:30〜〉

 パネリスト 浅原達郎氏・藤井弘章氏・島田尚幸氏
[司会 大江篤氏]



閉会〈17:00〉

※なおこのタイムスケジュールは、あくまでも予定です。当日変更される場合もありますのであらかじめご了承ください。